早起きによって「自発的に」時間を使う 人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 レビュー!

過去書いた記事
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【本】

◼︎人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術

◼︎古川武士

◼︎大和書房

 

【すぐにでも実践したいこと】

■どんな行動をとれば充実感が得られるかを考え、理想のスケジュールを考える

■時間簿をつけ、無駄を改善する

■毎日帰る時間を決め、仕事を高密度化する

 

【最も感銘を受けたこと・感想】

その時間に起きている理由が「会社に間に合わないから」

というのはすでに受け身の状態

この考え方はなかった。

はじめにを読んだところで、この本は買おうと思った。

言うなれば、時間のミニマル化ともいえる本である。

 

ものも時間も、自分が本当に納得出来るものだけにする、これが目指すところだと思った。

そして、具体的にどう早起きを実現するのかが具体的に書かれているので、この通りに実践して習慣化してしまいたいところだ。

とにかく自分の意思で時間をコントロールするということやな。

何事も受け身ではなく、自発的に行動すべし!

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【ざっくり要約・気になった箇所まとめ】

◼︎はじめに なぜ30分の早起きで人生の主導権が握れるのか?

・その時間に起きている理由が「会社に間に合わないから」というのはすでに受け身の状態

→能動的に、自分の決めた時間で起きることが重要で、能動的になれば、人はポジティブ思考になる。

 

◼︎第1章 悪循環の夜型、好循環の朝型

・朝の1時間は夜の3時間に匹敵する

→朝一番に最も重い重要な仕事を終わらせる

→自分のミッションや事業計画を考える

・早起き、片付け、運動 → 波及効果の高い習慣3つ

・早起き(自分が決めた習慣)を続けられると自信がつく

・効率的に仕事を進めるには、仕事を終える時間を決めること

 

◼︎第2章 なぜ、早起きは続かないのか?

・脳は、「安定・安全」を維持するために、無意識に「いつも通り」を維持する

→脳がいつも通りの行動と認識するまで続けることが鉄則

→習慣化定着には3ヶ月かかる

・やることを詰め込んでいるから寝る時間が遅くなる

→本当に大切なこと以外は減らす、なくす

 

◼︎第3章 根性や意志力に頼らない「起きる技術」

・早起きは「寝る時間にフォーカス」する。早く寝れば早く起きられる!

→まずは寝る時間を早められれば、起きられなくてもOK

・睡眠負債を溜めず、十分な睡眠を取る

・早起きと何かを同時に始めず、1つずつ習慣化する

→2つ目のサブ習慣は調子が良ければやる、できなくてもOK

・寝る時間を守るためのキーとなる行動やルール(センターピン)を見つけ、それを徹底して守る(EX.入浴等)

・ボトルネック(理想の生活を邪魔する突発的な予定や誘惑)を想定しておく

→スケジュールに例外パターンを作っておく(深夜帰り、土日専用等)

→例外を3日以上連続させない

・最初の3週間は睡眠時間確保を優先する。それ以降は睡眠負債を溜めたとしても起きる時間を守る

・睡眠は毎日7時間がおすすめ

・しっかり睡眠できていれば、脳のエネルギーが満ち溢れている状態に。仕事を先延ばしせず取り組める

・早く寝るためには、体温を下げて、暗い場所でリラックスすることが原則

・寝る3時間前までに食事を済ませておく

・朝スッキリ起きるには、太陽の光を浴び、体温を上げて、刺激を与えるのが原則

→熱いシャワーを浴びる、15分片付けをする

 

◼︎第4章 理想の生活習慣に変わる5つのステップ

・理想の生活 → 感情が決める

→どんな感情を避けて、どんな感情で満たされたいか、考える

・理想の生活習慣を描いてみる

→どんな行動をとれば充実感が得られるかを考える

→自分が大切にしたいができていないことから埋めていく

(どんな感情が満たされていないのかということに敏感になると、結果「充実感」に辿りつけるようになる)

→実際にやってみて、充実感が高いと思った日、全く思わなかった日をヒントに、検証していく。

・理想を描くのと同時に、現状を把握し、ギャップを明確にする

→センターピンとボトルネックを明確にする

→例外のケースをあらかじめ作っておく

→普段のスケジュールと例外の睡眠時間を2時間以上ずれないようにする

 

◼︎第5章 短時間で仕事を終わらせる高密度仕事術

・仕事を高密度化し、早く帰れるようにする

→原則① 帰る時間を徹底して死守する

→原則② 早く帰った分好きなことをやってエネルギーを充電する

→原則③ 完璧主義から最善主義に。限られた時間の中で最善を尽くす

・時間簿をつけ、無駄を改善する

→①理想はシングルタスク、シングルモード。同じものを固めて同じモードで処理する

→②最重要の仕事を朝一に。前日夜に机の上にセットしておく

→③先延ばししない。15分単位に分け、処理する

→④突発的な仕事も15分単位に分け、キリのいいところで区切って処理

→⑤余計なことを減らす

→計画を立てるより振り返りを重視。日々改善していく

・帰る時間を守り、限られた時間でどう仕事を終わらせるかを必死に考え、実践すること

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