直近、ミニマリストといえないほどにペン(主に万年筆)を買い漁っている。
言い訳をさせていただくとするなら、ただコレクションを増やしているというよりは、一番自分にとってベストな文具を探し求めている過程と言える。
※そんなわけで、おそらく最終的には手元に残すものと、処分(売却)するものが出てきてしまうとは思う。
(良いものは高く売れるから良いよね)
そんな追々手放すかもしれないという可能性もあり、なるだけ傷つけたくないという気持ちも込みで、高級万年筆増えてきたので
「イケてるペンケースがほしい!」
ということで今回購入したのがこちら。
HUKUROのペンケース「Duoプラス」です!(※この写真は購入後1年後の姿です)
開封の様子から、実際に1年使ってみての感想と経年変化をお届けします。
開封の儀
まずは開封から。
こんな包装でした。
印象としては
「薄!」
です。
開けて中身を見た印象も、
「薄!!」
でした。
嵩張らないし、プレゼントとかにはなかなか良いかもしれない。
初見の印象はペラッペラだが、もちろんペンを入れればちゃんと立体感出るのでご安心を。
Duoプラスの機能・特徴紹介
ここからはこのHUKURO ペンケース Duoプラスの機能を紹介していく。
しっかり、安全に2本+1本のペンを携帯できる
Duoプラスはメイン収納で2本、背面にもう1本、計3本のペンを収納可能だ。
とはいえあくまでメインは2本と思った方がいい。
裏起毛もしっかりついた収納スペースに2本だけ入れるのが見た目としてもスマート。
3本入れると下記のようにやや野暮ったい見た目になってしまうので、本当に必要な際を除いては、2本だけ入れて持ち歩くのがおすすめ。
ペリカンM605、キャップレスデシモをメインに、背面にカヴェコスポーツアルミを入れたのが上の写真。
収納できるペンの太さは、下記を参照してもらえたら。
自分はペリカンM800(胴軸径:13mm)を入れているが、本当にピッタリで、革に形がつくくらい。
なので、13mm前後のペンを2本入れるのが一番しっくりくるサイズ感かもしれないが、革が伸びてしまうとも言えるので、13〜14mmのペンを入れた後に軸径の細いペンを入れてしまうと、ややスポスポ感がでてしまうかもしれない。
ただ裏起毛でしっかりペンを包んでくれるので、細いペンだから抜け落ちてしまうというようなことはないので安心してほしい。
注意すべきはグリップがゴム製のペンは、逆に起毛が引っかかってスムーズじゃないので、高級ペンのようなラバーがないような種類の方が向いている。
また、ペン同士がぶつからないように、真ん中には仕切りもあるので、安心して収納できる。
蓋など何もないシンプル構造で、出し入れが楽
なんと言ってもこのDuoプラスの最大の特徴は、ノーアクションでの出し入れのしやすさにあると思う。
いわゆる革のペンケースって、フラップが付いているケースが多く、それがかっこよさでもあるものの、出しにくさは否めない。
まだレビューできていないカヴェコの革のペンケース。
バチくそかっこいいが、やはり使用の際の開け閉めはやや面倒に感じる。
それと比較して、HUKURO ペンケース Duoプラスは、
蓋はないが、高級感があり、ペンを傷つけずに出し入れ可能
という機能性を有しており、これはなかなか実現が難しい。
ただ差し込むだけというのは一見ペンケースとしては面白みに欠けるというか、デザイン性が劣るようにも感じる部分とも言えるが、使い比べてみてよくわかる、このシンプル故の使いやすさはぜひ体験してみてもらいたい。
選択できるカラーの多さ
HUKURO ペンケース Duoプラスは、カラー展開が多いのもまた良い点である。
革のペンケースはどうしてもブラックやブラウンが多い中、このDuoプラスはオレンジやグリーンといった珍しいカラー展開をしている。
自分はグリーンと悩んだ結果、オレンジにしてみた。
経年変化を楽しみたいのであれば、ライトブラウンあたりが良いのかもしれない。
この辺は好みだろう。いくつかカラー別のイメージ写真を置いておく。
やっぱグリーンも渋くていいなぁ・・・
実際に1年使用してみた感想と経年変化について
壮大にブログ更新をサボっていたこともあり、購入してから1年が経過した。
1年間使用してみての使用感と経年変化について記載したい。
経年変化について
カラーは先に述べた通りオレンジです。
外観は見ての通りで、ところどころ濃くなっている部分がある程度で、強烈な経年変化が見られるというわけではないです。
ペンを押し込んだ先の部分など色が変わりやすい。
ただ嫌な変化ではなく、味を感じられる良い経年変化とは思うので、今後も楽しみではある。
結構明るいブラウンって感じなので、もっと濃い部分が増えて渋くなってくれたらいいなと思っている。
現在入れているペン
現在入れているペンは、
・ペリカンM800 バーンドオレンジ
・カヴェコ スペシャルブラック(PS-09 0.9mm)
の2本である。
カヴェコスペシャルはまだ記事も書けていないが、0.9mmのシャーペンである。
背面の3本目は入れていない。理由はやはり形がスマートじゃなくなってしまうから。
稀に必要に応じて、別の万年筆や、パーフェクトペンシルを3本目として携帯することもあるが・・・
この2本は天板もカッコ良いので、このDuoプラスの収納には向いている。
ゴールドとシルバーなのもまた良い。
使用感について
1年間使ってみての使用感としては、先にも述べた通りだが、
ノーアクションでの出し入れのしやすさ
に関してはやはり使えば使うほどその便利さを感じられる。
2〜3本持ち運べてかつ1本ずつ収納できて、革製で高級感があり、出し入れしやすいペンケースって案外なくないか?
基本2本ってのがみそで、1本だと心許ないし、4〜5本だと持ち歩きすぎ。
2本ベースで、最悪不安な時は追加もう1本持ち歩けるというのはジャストすぎる。
そして余計な機能がないおかげで「薄い」というのがやはり良くて。
ジャケットの胸ポケットなどにスッと入るので、社内で移動の際なども持ち運びしやすいし、胸ポケットから少し顔を出す姿はさながら「ポケットチーフ」のようで、良い感じである。
その意味でも色をオレンジにしたのは映えるのでよかったかなと思う。
課題があるとしたら、短いペンは収納が難しい点か。
いやこのペンケース使うなよって話でしかないのだが、複数持ち歩きたい中に短いペンがいた場合は、このHUKURO Duoプラスのメイン収納には入れられない。
ただ、その短いペンにクリップがあるなら、裏の3本目部分に収納できるので、このデメリットも合ってないようなものか。
まとめ
今回はHUKURO ペンケース Duoプラスを紹介しました。
購入後すぐレビューするつもりが、気がつけば1年経っていたので、思いがけず経年変化についても語ることができた。
そんな方にはお勧めできるペンケースと言えよう。
また経年変化が進んだ際には追加レビューしたいと思う。
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