自分は緑茶が好きで、よく温かいお茶を飲みます。(ほうじ茶、蕎麦茶なども好きです)
先日壺切茶なるものを購入し、店頭でも飲んだのですが、「うまい!!」と思って。
これ、茶葉の問題もあるとは思うんですが、入れ方の方が影響でかいんではないかと思って、急須含め見直ししてみることにしました。
結果、美味しい緑茶を入れられるようになったので、解説します。
お茶の入れ方にこだわる
まず、お茶の入れ方を見直しましょう。
こだわるべきポイントは、
・お湯と茶葉の量
・お湯の温度と待ち時間
・注ぎ方
となります。順番に解説します。
お湯の量と茶葉の量を最適化する
まずはお湯に対して、どのくらいの茶葉を入れるべきなのか、です。
自分もそうだったのですが、一般的に思っている茶葉量だと少ないことが多いようです。
あくまで目安のひとつではありますが、
お湯200mlに対して茶葉8g(大さじ2杯程度)
が基準となります。
おそらく思っているよりはだいぶ多いのではないでしょうか?
入れすぎると濃くなりすぎるリスクもあるので注意ですが、茶葉の量は美味しい本来の緑茶の味を引き出す上で非常に重要な要素の一つとなります。
ケチらず使っていきましょう!
お湯の温度を最適化する
次にお湯の温度です。
自分は沸騰したお湯を即そそぎ込みがちでしたが、これはNGです。
(ダメだとは知ってましたが面倒くさくて・・・)
理想の温度は75°Cとなります。
湯飲みや湯冷ましなどに一度注げば、寒い時期なら約10°C程度、暑い季節なら5°C程度下がると思えばOKです。
なので、一旦湯飲みに、次に湯冷ましか何かしらに移して、湯飲みに戻せば、まぁまぁOKかなと思います。湯冷ましというのは下記のようなものです。
もちろんあればガチ感あって良いですが、冷ませればなんでも良いので、自分はステンレスの計量カップを使ってます。
湯冷ましもいくつか紹介しておきます。
回し注ぎして濃さが集中しないようにする(複数人で飲む場合)
お湯を注いだら、1分半ほど待ちましょう。
あとは注ぐのみですが、複数人で飲む場合は、一気に1つの湯飲みに注いでいくのではなく、一つ一つ少しずつ注いで、濃さが1箇所に固まらないように注意してください。
(廻し注ぎという技のようです)
特に最後の方は一気に濃くなるので、注意が必要です。
(自分は濃いものも好きです)
急須にこだわる
美味しいお茶の入れ方がわかった上で、次は急須をこだわりましょう。
正直入れ方と茶葉が一番大事だと思ってはいます。
でも急須もこだわることで、より美味しく、質の高いお茶タイムを実現できるので、下記を参考にしてもらえたら嬉しいです。
網のあるものを使用しない
急須で多いパターンは、金網を中に入れているタイプかと思います。
自分が愛用しているこの急須も、金網を入れるタイプです。
お茶ガチ勢からすると、この金網を通すと、お茶の味が劣化してしまうとのこと・・・
また、茶葉が踊るフィールドが狭く、その点味も出にくいように思います。
(個人的にはその影響の方が大きい気がする・・・)
事実、上の急須は、金網を外してダイレクトに茶葉を入れることもできる万能な作りですが、直接入れるとかなり味が良くなりました!
常滑焼の急須を使う
網を外すだけでも全然味は良くなるものの、ベストは常滑焼の急須を使うことだとお茶ガチ勢はおっしゃります。
常滑の土は鉄分が多く含まれているようで、お茶のタンニンと反応し、味をまろやかにする作用があるとのこと。
また、吸水性に優れているため、お茶の味が急須へと染み込み、使えば使うほどより深い味わいが出るようになるとのこと。
網の部分がステンレスが張っているものと、陶網になっているものがありますので注意。せっかくこだわるなら下記のような陶網式にしましょう!
サイズは少し小さめのものがベスト
自分はお茶をたくさん飲みたいので、ついついサイズが大きいものを使いたくなってしまいますが、急須が大きいとお茶が出すぎて渋みが強くなるリスクがあります。
そのため、少し小さめの急須で入れるのがベストなようです。
また個別にレビューしたいと思いますが、自分は今回下記急須を購入しました。
常滑焼の急須、「茶逢 豊作」です。
取っ手がなく、容量も小さい個性ある急須です。
網も陶網で、洗いやすさも◎です。
茶葉にこだわる
最後は茶葉にこだわる、です。
やはり美味しいお茶はそれなりの価格を払って手に入れるべきだと思います。
価格イメージで言えば、100グラム1,000〜2,000円くらいのグレードのものでも、入れ方と急須をこだわれば、十分美味しいお茶として味わえるかと思います。
今自分が飲んでいるのは、祇園辻利の壺切茶です。うまいです。
もっと安価な手軽に試せるものもあるので、下記など試しても良いかと思います。
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