パーフェクトペンシル・・・書く、消す、削るを1本でこなす、究極の文具。
現代となっては、シャーペン、フリクションペンに瞬殺にされる謳い文句ではあるが、この魅力は使っているものにしかわからないだろう。
パーフェクトペンシルについては、ここにまとめたので、知らない方は参照してほしい。
私はいま、「UFO」というパーフェクトペンシルをかれこれ7年ほど使っているが、
・外観が汚れてきた
・ちょっと飽きてきた
・ステップアップしたい
などの理由から、買い替えを検討している。
UFOについてはこちらの記事を参照いただきたい。
しかし、鉛筆に対して万単位のお金をかける以上、当然購入には慎重な判断が求められる。
(油断すると買う気がすぐ失せてしまう)
実は、勢い余って74,000円する260周年アニバーサーリーモデルを注文してしまったのだが、在庫切れの連絡で、結局注文キャンセルとなってしまった。(どうかしてた。結果救われた)
いやでも、運命の出会いとも思った。このために今までパーフェクトペンシル買い替えに手を出さなかったのではないかと。
しかしないものは仕方ない。ここでパーフェクトペンシル熱に火がついた私は、買い替えを決意する。
そうして悩みに悩んで早1ヶ月。大の大人が鉛筆を「買うべきか買わざるべきか」悩みに悩んでいる様を記録するだけのブログである。
悩んでいるパーフェクトペンシルのモデルについて
悩んでいるパーフェクトペンシルはズバリ2タイプある。
一つは、パーフェクトペンシル プラチナコーティングである。
そしてもう一つが、パーフェクトペンシル プラチナコーティング マグナムブラックである。
どちらも金額を見てほしい。おかしい。
さて、本当にどうでも良い話だろうが、それぞれの良い点悪い点を挙げ、何に悩んでいるのか記載したい。自分自身の考えの整理にもなるかと思っている。
パーフェクトペンシル プラチナコーティングについて語る
パーフェクトペンシル プラチナコーティングは、パーフェクトペンシルの上位機種(伯爵コレクション)の中では最安値の機種となっている。
木軸の色も多く、選びがいがある。(軸の色いくら選んでも、鉛筆なので削っていくとなくなるが)
同じ形でスターリングシルバーという銀でできたものもあり、こちらはさらに価格が高い。
そして重い。
こだわりは感じるものの、高すぎて重すぎて、そして良くも悪くも経年劣化するので、プラチナのほうが良いかなと思っている。
プラチナには限定色のゴールドや、ブラックも存在するが、高すぎるのがネックなのでパスである。
このプラチナシルバーの良さを語る。
価格が安い
何と言っても結局世の中金!
鉛筆に万単位でお金を出す時点で金銭感覚は狂っているが、その中でもまだ常人。健全。平和。
安いところでは2万円ちょうどくらいでも買えるので、、まだ許容範囲かなと思える。
市販の鉛筆が使える
プラチナの鉛筆サイズは、通常の鉛筆より少し大きいのだが、それでも通常の鉛筆もぎり使える。(ものによる)
パーフェクトペンシルは鉛筆自体もふざけてるのかとキレたくなるくらい高いのだが、市販の鉛筆を使えれば、維持費は大幅に軽減できる。
そしていろんな鉛筆を気軽に使えるのが、パーフェクトペンシルの魅力の一つとも思うので、ここは大きい。
名入れできる
これはシルバーのみの特権なのだが、名入れを行える。
名入れに関しては賛否両論あるのは理解する。名入れしないほうが、万が一売るときにも高く売れるし、恥ずかしいと思う人もいるかもしれない。
だが自分は、以前購入したパーフェクトペンシルUFOにも金で名入れをした。
これが見た目的にもすごくかっこよくて、何もないより金文字がかっこ良さを引き立ててくれていると感じた。
加えて、世界に一つだけ感に酔いしれることができる。
人と被るのはあまり好きではなくて、特に庶民が背伸びして一番購入可能なプラチナは、名入れによってのみ差別化ができるのである。(そもそもパーフェクトペンシルが被らないけども)
パーフェクトペンシル マグナムブラックについて語る
パーフェクトペンシル マグナムブラックは、極太鉛筆に黒の本体が渋い、きちがい鉛筆である。
見た目はもはや万年筆で、実際に見るとそのインパクトに度肝を抜かれる・・・。
色違いでシルバーもあるが、実物を見た印象だと、シルバーの方は「馬鹿でかい鉛筆感」は否めず、少しダサい印象を持ってしまった過去がある。
一周回ってかっこいい感もあるけど・・・(心変わり早し)
圧倒的な存在感
何と言ってもこの馬鹿でかい鉛筆という圧倒的な存在感が・・・良い。
正直外で使うのは少し恥ずかしさすら覚える。でもそれが・・・良い。
そしてこのブラックの存在感もすごい。うーん、ほしい。
めちゃ持ちやすく、めちゃ書きやすい
過去一度実物を使用したことがあるのだが、握り心地といい、書きやすさといい、ものすごく良かった記憶がある。
芯が太いため、書いていくとすぐ丸くなったりする危惧もあるが、あの書きやすさは何物にも変えがたい気がする(記憶が薄れつつある・・・)
リフィルの金額が高い
これはデメリットなのだが、鉛筆が極太なせいで、安価なリフィル(替えの鉛筆)がない状況・・・
そうなると、正規品のリフィルを買わなくてはならない。
3本で7,000円とか正気なの?ってのが一つ。
あんまり売ってないってのが一つ(ブラックとか売ってすらなくない?)
ということで、リフィルの金額が高い、売ってないのはかなりのウィークポイント。。
なんか気軽に書けなくなりそうやんね。
そもそも本体も高い
まぁリフィルが高い問題もあるが、そもそも本体も高い。
プラチナと比べて15,000円ほど高く、これは結構なインパクト。
でもだからこそ惹かれる気持ちもあるんだけどね・・・
結論:悩ましいけど・・・
プラチナのほうが良くね?って思えてきた。
やはりリフィルの部分が大きいかもしれん・・・替えの鉛筆が高いと、使うの億劫になるし、削るのいやになりそうで・・・
安い鉛筆だからこそ、がりがり削れるし、汚れたり何かあっても気軽に替えられるのがメリットかなと。
でもなんだろう、ものすごくマグナムブラックの存在感に惹かれてしまう気持ちも・・・ある。
どちらかに決めて、また購入したらレビューさせていただきたい。
260周年モデルを買ってしまえていたら、一番幸せだったのかもしれない・・・
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