ノック式の万年筆「キャップレス・デシモ」の限定カラー「渡良瀬の水面」をレビュー

ノック式の万年筆、キャップレス・デシモ「渡良瀬の水面」

私は文房具が好きで、当然万年筆にも手を出したわけですが、ぶっちゃけ万年筆って使いにくくて手間がかかります。

【万年筆のデメリット】
・インクの補充が定期的に必要で、都度手が汚れがち
・紙に書いてからの乾くまでの速度が遅く、裏写りしやすい(ノートには書きにくい)
・水に濡れると消える
・高くて壊れやすい(落としたりするとやばい)
・キャップを外す手間があり、書いた後も蓋を締めないと乾燥してしまう

あたりが、万年筆を使ってのデメリットですね。
でも良く考えてみてください。万年筆なんて、文具好きしか買わないですよね。
文具好きが先のデメリットを解釈すればこうなります。

【文具好きの万年筆のデメリット克服】
・インクの補充が定期的に必要で、都度手が汚れがち
 →その一手間の時間が楽しい。さらに常にフル補充できるので、インク切れの心配が少ない。
・紙に書いてからの乾くまでの速度が遅く、裏写りしやすい(ノートには書きにくい)
・水に濡れると消える
 →書く紙を選べば良いだけの話。それ故のさらさら書きやすさがある。
・高くて壊れやすい(落としたりするとやばい)
 →大切な万年筆、落としません(自分は落としがち・・・)
・キャップを外す手間があり、書いた後も蓋を締めないと乾燥してしまう
 →その一手間も良い・・・いや、これは・・・めんどい!!!

ということで、キャップの付け外し、残念ですがこれはもう明確にデメリットです。ここは文具好きでも認めざるをえないでしょう。

だって文具はそもそも、あくまで「書くもの」です。
のんびりゆったり、「使うのは〜手紙を書くくらいです〜」って方はまぁ良いでしょう。
しかし普段使いでこの「テンポの悪さ」は明らかに悪であり、無駄な工数と言えます。
この点において圧倒的にボールペンや鉛筆は強いです。

さてどうしたものか・・・
対策としては、キャップをねじ式ではなく、押し込み式にすることが一つ挙げられました。
なので私は「ペリカン」や「モンブラン」を買うことがどうしてもできない・・・

結果ラミーを使ってました。

いやしかし、これでもまぁまぁめんどくさい!
激動の外資営業である私が、書く度にキャップの付け外しを行うような「無駄な工数」を許されるはずもなく、使用頻度は落ちていっていました・・・
そもそも外資営業でこのラミーはポップすぎるような気もするが

そんな時、現れた救世主。それが、

キャップレス・デシモ

です。

この万年筆、なんとノック式なんですよね。まぁ有名なので知ってますかね。
でも、いまいちデザインがイケてないというか・・・値段の割に安っぽいというか・・・
知ってたんですが避けてました。正直。

利便性は良いんだろうけども、そもそも文具好きだからこそ補えている数々のデメリットを持つ万年筆は、見た目にこだわってなんぼ!気に入ってなんぼ!かっこいいから持つ!

そこで「デザインちょいださくね?」ってある程度金額する万年筆持つのは寂しすぎる・・・

そう思っていたらですね、見つけてしまったんですよ・・・
キャップレス・デシモ 90thオリジナル「渡良瀬の水面」をね!

長くなりましたが、

キャップレス・デシモ 90thオリジナル「渡良瀬の水面」

をレビューしたいと思います。

目次

キャップレス・デシモ 90thオリジナル「渡良瀬の水面」とは?

三田三昭堂という文具のお店のオリジナルカラーのようです。
創業90周年を記念してパイロット社に製造してもらった品とのことで、パイロット製と変わりはないのでご安心ください。

群馬県館林市に三田三昭堂さんはあるそうで、館林市の渡良瀬川から名を取っているそうです。

キャップレス・デシモの機能紹介

さて、キャップレス・デシモについても少しだけ紹介しておきたいと思います。

なんと歴史は古く、1963年から販売しているようです。
特徴としては、ノック式でボールペンのように万年筆を気軽に使うことができるというものです。

以上です。笑

しっかり万年筆してまして、ペン先は18金となっており、書き味も使用者に合わせて変わっていく、万年筆の醍醐味は十分味わえる一品です。

開封の様子+外観レビュー

開封の様子です。と言っても凝った梱包ではないので一瞬で終わりますが・・・

梱包について

パイロットのプラスチックケースに入っており、綺麗に梱包されています。
プレゼントとかでも良い演出ができそうですね。

外観

ペン先はF(細字)です。このモデルはFしか選べないようですね。
(他のキャップレス・デシモと互換性はあると思うので、ペン先入れ替えれば他の太さも選べなくはないと思います)

良い色してます。

蓋を外すとこんな感じです。
機構的に、分解しにくいかと思っていましたが、そんなこともなく、ねじ外せば全部ひっこぬける感じです。

インクのカートリッジをさして、メタル蓋かぶせたら完成です。
カートリッジ部分はコンバーターにすることもできます。

実際に使ってみて

さて実際に使ってみてのレビューをしたいと思います。

やっぱりキャップがないのは、良い!

まずは何と言っても「ノック式ですぐに書き出せる」のは、この商品の最大の特徴にして、最大の良さですね。

ねじキャップの万年筆だと、書き出しまでにものすごく時間を要します。
例えば、電話がかかってきてメモをとるシチェーションなどでも、なんどもやっていると結構めんどくさくなります。
蓋を閉めるのもめんどくさいですが、締めないわけにもいかず、被せるだけにしたりしますが、これもなんだか気持ち悪いもんです。

「パチン」と押し込むだけで蓋できる、嵌合式の万年筆であれば、まだ良いです。
でもそれでもなんどもやっていると手間ですし、引っこ抜く際にインクが飛んだりする事故も起こったりします(ワイルドすぎますかね・・・)

このキャップレス・デシモ「渡良瀬の水面」は、ノックするだけで書き始められ、もう一回ノックするだけでしまえるんです。しかも、ペン先はゴールドで、綺麗な渡良瀬の水面色(ブルー)の軸から出てくるんです。
めちゃ良いですよ。

良い感じに高級感放ってます。

ペン先は小さくとも、十分柔軟性あり書きやすい

ペン先はF(細字)ですが、十分に細くかけますし、「カリカリ」することもなくスムーズに書くことができます。

自分はカリカリする書き味が好きではないので、不安に思っていましたが、全く問題ありませんでした。
ペン先も小さすぎて書き味硬いのかと心配でしたが、こちらも杞憂に終わりました。

万年筆は綺麗なのに字は汚い・・・笑
一番上がキャップレス・デシモ「渡良瀬の水面」。
真ん中がHBの鉛筆、一番下が0.7のボールペンです。

個人的にはベストな細さ加減です。
バイブル手帳に書いてもちょうど良い細さ!
極細だと細くかけるけど、カリカリしちゃうのと、文字の存在感が薄すぎて嫌なんですよね。

落としても壊れにくい?

実はこの記事を書きながら3回くらい落としました笑 いや笑えない。
しかし特に書き味変わらず、壊れませんでした。
さすがパイロット。皆さんは落とさぬように・・・

クリップがあっても書きやすさは問題なし

見て感じると思うのですが、「クリップ当たって書きにくくない?」って思いますよね?

これが思いの外気にならないんです。いや、なんならあったほうが持つときの指針になって良いくらいです。子供向けのペンで、持つ所に凹みあったりするやつあるじゃないですか?あんな感じ。

個人的には、ねじ式キャップのねじのスジスジが当たるほうがすごく嫌で・・・
そのせいで万年筆選びの幅が狭まってしまうんですよね、、ペリカンとか欲しいと思ったんですが。

逆にホワイトトータス(右から2番目)とか欲しいななんて思ったりはしてます・・・ねじがなぁ・・・

コンバーターについて

コンバーターもあります。ただ、パイロットで2つあるコンバーターのうち、サイズの小さい方しか使えないのが残念です。

つけるとこんな感じですね。

装着方法

非常に簡単です。
①万年筆のねじを外す
②メタルの蓋を外す
③コンバーターを差し込む
以上です。

真ん中のは空になったカートリッジです。

インクを吸引するのに結構な深さが必要

誤算だったのが、インク吸引位置の高さですね・・・

普通ペン先で吸入しますが、このキャップレス・デシモはゴールドのペン先とシルバーの筒部分の付け根あたりで吸引します。

そのため、インクボトルの残量少ないと吸引できないっていう・・・
そして今自宅には少ないボトルしかないっていう・・・泣

結局使い切ったカートリッジに入れ直すという荒技で乗り切りました笑
この方がインクもたくさん入るし良いのかもとすら思ったり・・・

今回は直で流し込むことでうまくやりましたが、下記のような注射器とかがあればめちゃ便利かと思います。一応下記に紹介しておきます。

まぁコンバーターにも使い道はありまして、インク入れ替え時の洗浄には不可欠ですね。
よく、「水につけて1日置いておく」とか言いますが、コンバーターあれば水を出し入れして一気に綺麗にできますよ!

まとめ

いかがでしょうか?
・万年筆は欲しいけど、キャップがめんどくさい!
・ボールペンのような使い心地で万年筆の書き味が欲しい!
・皆と被らないかっこいい万年筆が欲しい!
って人にはかなりオススメできる万年筆かと思います。

もう一色カラーがあって、茶色のマダラ色、その名も・・・

「渡良瀬の大地」

いやーこっちも良いですよね。大変良い。
悩ましい選択ですね・・・

どっちを買っても幸せになれると思うので、ぜひ気に入った方を買ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

外資企業で広告営業をしながら、ミニマリスト、チェロ、カメラ、コケリウムなどに興味を持って生きている。自称ネイチャー系フォトグラファー。
営業では全国売上1位を獲得、チェロは各団体より依頼を受け演奏するなど、そこそこ活躍している。
最近は投資も熱心に取り組む(不動産、株)
カメラ、コケリウムでも活躍の幅を広げたい今日この頃。

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