【書籍名】
◼︎近藤麻理恵
◼︎サンマーク出版
【すぐにでも実践したいこと】
■自分の持つものの総量を把握する
→すべてのものを一旦床に出してみるか・・・
■モノを把握したら、早朝から一気に判別、捨てていく
→捨てられない大物を処分したのち、
上記を決行し、どこかで早朝に一気にやりたい
■「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
→すぐにでもやりましょう。
【最も感銘を受けたこと・感想】
この本は、まさにミニマリストを目指したいと思ったきっかけの大きな一つであり、「本当にときめくモノ」だけに囲まれて暮らす生活には心底憧れる。
そして、片付け(ミニマル)によって人生は好転させられるという期待と確信を与えてくれる本であった。
いやもう絶対読んだ方が良いです。
そして、こんまりさんは「いわゆるミニマリスト」という感じでもなく、しかしやはりミニマルの目指す先、見据えている先とは、同じ方向を向いていると感じられる。
別にミニマリストを目指していない人でも、違和感なく、さくさく読めると思います。
こんまりさんの人柄が伝わってきて、「かわいいひと」なんだろうなぁと感じさせられます。
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【ざっくり要約】
◼︎はじめに
・一度片づけたら元に戻らない方法は、
「捨てる」を一気に完全に終わらせることが必要。
・片づけの後、なぜか人生が上手くいく。
→過去に片をつけたから
人生で何が必要で何がいらないか、何をやるべきでやめるべきかがはっきりわかるようになる。
・片づけは物理的な収納ノウハウではなく、マインドが9割。
◼︎第1章 片づけても、片づけても片づかないのはなぜ?
・一気に片づけ、意識の変化を起こし、習慣を変えてしまう
→一気に正しく片づければ、結果がすぐ見え、綺麗な部屋を維持できる
・部屋の乱れは心の乱れ
散らかすことは問題の本質から目をそらす、人間の防衛本能
→片づけることで、自分の気持ちや問題に向き合わざるを得なくなる。
解決せざるをえなくなる。
・場所別ではなく、モノ別に片づける
まず自分の持つものの総量を把握すべし
・片づけは祭り
→一気に終わらせる。一度完璧に片づけば、もう散らかった部屋には戻れなくなる。
◼︎第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
・捨てる作業がおわるまでは、収納については考えてはいけない
・モノを捨てる前に、理想の暮らしを考える
なぜそんな暮らしがしたいのか考えること。
→最終的には、「自分が幸せになるため」
その上でモノを見極めていく
・本来片づけで選ぶべきは、「捨てるモノ」ではなく「残すモノ」
→「触ったときに、ときめくか」で判断する。
持っていて幸せかどうか。
・モノ別に捨てる
衣類 → 本類 → 書類 → 小物類 → 思い出品 の順で捨てる
・捨てる勢いをつけるなら、早朝からやるのがベスト
・ときめかないけど捨てられないものは、
すでに役割を終えているかも。
ex.「買った瞬間にときめかせてくれてありがとう」
→本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てる
◼︎第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
・衣類 家にあるすべての服をまず床に並べる
→1つずつ手に取って判断する
→衣替えはしない
・本 すべての本を床に並べる
→中身は読まず、触ってときめくかで判断
本はタイミングが命。「いつか」は永遠に来ない
・書類は全捨てが基本で全く問題なし
・小物類 「なんとなく」ではなく「ときめくモノ」だけ残す
・自分のモノの適正量を感じられるまでモノを減らしていく
◼︎第4章 人生がキラキラ輝く「ときめき収納レッスン」
・あらゆるモノの定位置を一つ残らず決める
→散らかる原因は元に戻せないから
・収納は極限までシンプルに
→モノの量を把握できるようにしておく
・同じカテゴリーは同じ場所に収納する
・「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
・モノを買ったらすぐにパッケージから出し、タグは捨てる
→商品から「うちの子」にする
・ときめかない余計な文字情報を減らすことで、雰囲気が落ち着く
・モノをねぎらう 自分を支えてくれたことに感謝する
◼︎第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法
・部屋を片づけるとなぜかやりたいことが見つかる
→「好きなこと」を意識する時間が増える
→人生を変えるきっかけになる
・判断力、決断力が身につく(捨てる判断によって)
・捨てられない理由は、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」のどちらか
→今が見えていない。今持っているモノに向き合い、いらないモノを減らしていく
モノがあるということは、自分自身が選択した結果である
すべてのモノはあなたの役に立ちたいと思っている
本当に大切なモノ、ときめくもののみを残す
→持ち主の愛情を受けているものは、エネルギーに溢れ、輝きが増す
◼︎おわりに
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