長年来ていたコートがある。
もうかれこれ6年くらい使っているかもしれない。
なんだかいつまでも着れるのである。
裾がボロくなったり、すれたりすれば捨てる気にもなるのだが、なかなか丈夫で問題は特にない。
強いて言えば襟の部分は黒目かなとは思う。
でもそんなに違和感ない・・・
ここまで着れるならいっそ買い換えようかとも思ったが、
そんなこんなで、これはやっぱり捨てるべきかなと、ブログを書き始める時には思っていたのだが、いざ捨てようと手に持つと、どうにも捨てがたい・・・
ここまで丈夫で長く着れるものをやすやすと手放すのか・・・
と思えてきてしまった!!
商品って不思議で、同じものでもやはりそれぞれ同じ商品でも当たり外れがあり、良いものはより良いことがあると思っている。
というのも前、よく着ていて気に入っていたジャケットがあったのだが。
珍しい色(小豆色)のジャケットだったこともあり、手放したくない気持ちも強かったため、
「買い換えればいいやん!」
と、セール品を試着したのだが・・・
どうにもぐっとこない。
いや、散々着ていたジャケットだし、真新しさがないのは当然なのだが、明らかに輝きが違うというか・・・ときめかないに尽きる。
そのジャケットのデザインが気に入っていたのは事実だが、それだけでなく、
「そのジャケットの中でも今着ているジャケットが良かった」
のだと感じた。
スピリチュアル的な気持ちも入ってきているかもしれないが、あの時あそこで出会い買ったからこそ意味があり、セール品で再会したとしてもダメなのである。
女性が、付き合っていた当時は大好きだった彼が、別れてしばらく経ち、再び出会っても全くときめかないのと同じである。(知らんけど)
そんなこんなで、捨てることを躊躇してしまっている自分がいる。
どうしよ。
取り合えず一旦保留か・・・
このクローゼットをよりシンプルに、ミニマルにしたいのだが。
捨てることは難しいもんだ。
コメント