辛い、きつい、しんどい思いをして、成長して、でも大枠決められた年収幅で働いて・・・そんな人生で良いのだろうか。
もうすぐ30歳になってしまう今、毎日疲弊して、朝から晩まで働いて、土日もその疲れでぐったりするような日々で良いのか・・・
ここ2週間、転職先で働いてみて、今ものすごく感じている。
有給取得中はなんだか自由で楽しかった
有給を使って過ごしていた1ヶ月は、ある意味「暇」ではあったものの、何しても良いし、その中でどうやって稼げば良いのか考える時間は楽しかった。
そして稼ぎはもちろん全部自分のものになるし、時間があれだけあれば、毎日何か新しいことをできないかと模索できる。
そうやってやってれば、普通に独立もできるんじゃないか?というイメージも結構湧いていた。
そんな中で転職して、抑圧されて、余裕がなくなって・・・これで合ってたんだっけ?
サラリーマンとしての働き方がダメなのか・・・
なんだかわからなくなってきた。
でもそうは言っても、今回の会社は自由も大きい。
・ノートPCで仕事するので、自席でなくても仕事はOK
・飲み物、お菓子などキッチンスペースで食べ飲み放題
・毎日朝食か昼食は出る
・皆18:30くらいには帰る
・商品力抜群で、営業も強気にできる(はず)
・これから発展性もかなりある
・新規売上の一部はインセンティブが入る
こうやって書いてみるとだいぶ良い会社に入ったなとも思うが、やはり雇われのキツイところもある。
・朝から定時までは時間拘束がある
・いろいろな会議やレポート提出など言われてやらないといけない
・組織としての人間関係
・人間関係が出世に影響する(きっと外資でも同じだろう)
・売上を達成しろというプレッシャー
・短い時間の中で効率的に結果を出さないといけない
・売上のすべてが自分の収益ではない
・結果を出すには、人生の多くを仕事に割く必要がありそう
まぁこの会社が悪いというわけではなく、サラリーマンとしての生き方が良いのかどうか、という根本の問題だと思う。
私って、変わり者ですか・・・?
新人歓迎会で、「お前って、なんか変わってるよな」と社長に言われた。正直びっくりした。今回かなり一般を演じて過ごしてきたつもりだったし、ましてや社長に「変」と思われる瞬間はなかったと思っていたからである。
「なんでそう思ったんですか??」
と聞いてみたところ、
「普通自己紹介で唐揚げほうばりながら話さんだろ」
と。
自分の番がすぐだと思ってなかっただけですって!
いや、自己紹介が始まってるのに食べてることが普通じゃないのか・・・?
「変わってるのは武器だよ」
と役職者がフォローもしてくれたし、社長もそれを悪いと思ってる様子ではないが、何かトラブルを起こしたわけでもないのに「変わっている」という判断をされたことには、本気で悩んでしまった。
まぁ、「普通」って言われるよりは良いんだけどね☆
しかしそんなに普通ではないのだろうか・・・
確かに同期にもいまいち馴染めていない。
みんな一緒に昼ごはんなんか誘い合っていくのに、自分はそういう仲間ができない笑 転職したら新たに人間関係作れるかと思ったけども、そうでもなかったみたい。なんでなんだろうか・・・
まぁ自分はそういう星の元に生まれたのだと、改めて理解した。もう仕方ない。
でもこれって「サラリーマンに向いてるんだろうか・・・」
そこの気持ちがますます強くなってしまった。
私はコミュ障ではない!はず!
ただ「コミュ障」というわけではない(はず)。
なぜなら、営業先のお客さんだったり、求職者の人たちとの関係は築けていたし、その結果があるからこそ全国1位の売上になった。これは事実として残っている。
それに自分でイベントを開いて4000人近く動員したり、なんてことは、ただ嫌われ者なら難しいはず。
「Katsuさんの人徳ですよね!」なんてよく言われたもんで、確かに主催者の魅力がないと、イベント集客はなかなか難しいものもあると思う(自画自賛)
しかしこのスキルはサラリーマンではあまり活かしきれていないのではないか、と思ってしまう。
もったいないんじゃないか。今有給取得後そのまま独立に舵を切ったほうがより成功に近づくし、自由でストレスフリーな日々を送れるんじゃないか・・・
隣の芝生は青く見える
しかしもし失敗したら、また再就職を余儀なくされるだろう。その時、1年近く「独立を目指す」という名のニートをしてしまった時には、どうなってしまうだろうか。
自分は人材業界にいるから、よくわかる。少なくとも今のようなレベルを上げた転職はやりづらくくなってしまうだろう。(それが面白い!となる可能性もあるけども。年齢がもっと若ければなぁ)
そうなったら、前職よりレベル(事業規模や資本、売上額など)を下げて、年収も下げて、働かないといけない。
でも、レベル、年収を下げたからといってその分仕事が楽になるかといえば、一概にそうではない。
いやむしろ低年収で労働時間も長いブラック企業は多々ある。
前職は残業も多かったが、年収はだいぶ高かったし、名も知れていて誇りもあったし、だから多少嫌なことがあっても続けたいと思えた。そう、私は企業の「規模」や「知名度」を結構転職条件で重要視している。(条件も必然的に良くなるしね)
でかい会社でやってることなら、自分一人では絶対辿り着けない境地だと思えるし、その知名度なくしては付き合えない営業先なんかもたくさんあるから、そこをメリットに感じている。
そう、転職の時は、
・独立して失敗したらやばい
・せっかく良いタイミングでより良い会社に移れるのだから、今は転職をすべき
と「安定性」を求めていた。
いざ転職したらこんどは「自由が欲しい」である。
ほんと「隣の芝生は青く見える」状態。
結論!会社は「起業塾」だと思おう!
まぁそんなこんなで今の心のモヤモヤを吐き出してみたわけですが、どうなんでしょう。本当に何が良かったのかわからないですね。それが人生ですよね。
一つ、考え方として思ったのは、
今の会社を「自己啓発、能力アップの塾」に通っていると思おうということです。
・自分は独立をした。でもマインド、スキルアップの為に7月から塾に入会した。
・しかもこの塾はお金ももらえるし、福利厚生も充実しているし、能力開発もし放題。
・週5日、施設は使い放題!みっちり活動できる。その中で結果を出す訓練を徹底的に行う。
・塾でマインド、スキルを鍛えながら、それを活かして、残りの時間で自分の仕事を作っていく。
・厳しい塾なので、逃げることは許されない。塾に時間を割きながらも、自分のビジネスを作り上げていかないといけない(時間管理)
そんな感じで、心は「もう独立している」気持ちで、でも塾には熱心に通う。しかもこの塾はお金がもらえる!
そう思えば、すごく良い気がしてきた笑
お金もらえる習い事ってないし、しかも週5日フルで施設を使えるってすごくない??
起業塾に通って、模擬ビジネスで成果を目指しながら、自分の事業も成功させる。
こう考えたら、なんだか全て納得した。人間って単純!
ということで、塾で結果を出しながら、自分の仕事を作れるよう頑張りたいと思います。
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